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薬剤科

2016年3月から病院はリニューアルし、TAOKAこころの医療センターとして徳島市の中心部にあり、基本理念にもあるように、地域にひらかれた病院として患者様の期待に応えるべく 精神科というカラーのなかで薬剤師の業務も拡大していきます。
救急・急性期から、地域ネットワークを生かして地域住民を診る慢性期まで、幅広い医療を担っています。
薬剤師の業務としては、チーム医療の一員として他職種との連携をとりながら、外来調剤また病棟業務を中心に活動しています。感染対策、安全対策、栄養サポートチームなど、それぞれ得意の分野を生かして 積極的に活躍のステージを広げています。

「チャレンジ」、「改善」、「リスペクト」、「チームワーク」を柱として、当科の理念である「薬物療法のすべての過程において薬剤師が主体的に関わる」ことを目標としています。常に相手の立場に立った行動を心がけ、病院薬剤師のあるべき姿を見据えながら、患者さまへ安全で質の高い薬物治療が実践されることをサポートしています。

薬局は薬品管理、調剤・注射、医薬品情報、病棟業務などの仕事をはじめとし患者さんには薬を正しく、安全に使用していただけるように、他の医療スタッフと協力して様々なチーム医療に参画しています。

薬局内はコンピュータにより一元管理されており、調剤システム、薬品管理システム、薬歴管理・薬剤管理指導システム、注射薬セット自動化システム等で構成されています。

薬局は病院の理念・基本方針に基づき、薬のエキスパートとして各部局と連携をとり、医療チームの一員として薬物治療ならびに医療安全に貢献することを目標とし 定期的に院内講習会が行われ また院外での講習会にも出席しています。

現在 薬剤師8名・薬局事務3名で業務を行っています。

業務

1. 薬品管理

薬品などの購入及び供給、管理などを行っています。
新規採用薬の検討をはじめ 採用薬一覧の更新、定期的な使用状況の確認など各部門との情報を共有し連携しています。

2. 調剤・注射

処方せんに基づいて、入院患者さんや外来患者さんへの薬を調剤しています。
投与量や飲み合わせなどをチェックして、疑問点があれば医師に確認し また、患者さんからの問い合わせはもちろん 院外の調剤薬局からの問い合わせなどにも対応しています。
また、病棟への注射薬の払い出しを行っています。注射処方せんに基づいて、注射薬の組み合わせや投与量、投与方法などのチェックを行って注射薬を個人別に調剤しています。

3. 医薬品情報

医薬品には、作用や副作用、使用方法など多くの情報があります。
メディナビ(DSU)などを元に これらの情報を収集、整理し、患者さんや他の医療スタッフに適切に提供することで、患者さんへの適正な薬物療法を目指しています。
電子カルテの検査結果などから 患者さんの体内に入った薬の濃度を検討し、服用量や投与間隔が適正かどうかを確認しています。

4. 病棟業務

薬剤師は病棟カンファレンスにも参加し 担当病棟は持たず、薬剤師がローテーションを組んで薬局内で情報共有し 入院患者さんの服薬指導、病棟の薬品管理など病棟業務を行っています。
入院中は 他職種とも連携を取りながら 薬剤師が 患者さんのベットサイドにお伺いして、薬の作用や副作用、飲み合わせなどを説明しています。
また 早期退院を目指し、クリニカルパスにも参画し業務を進めています。